Salesforce認定資格の全一覧|30種超を分野別に整理・20代が優先すべき資格トップ5・最新の制度変更まで徹底解説

「Salesforceの認定資格の全一覧分野別に解説」と書かれた黒板の前で解説する女性のイラスト 就活、転職成功のコツ

Salesforce認定資格は全部で何種類?分野別の全一覧と20代が選ぶべき資格を解説

Salesforceの認定資格って全部でいくつあるの?自分はどれを目指すべき?——そんな疑問を持つ方に結論をお伝えすると、Salesforce認定資格は30種類以上ありますが、20代未経験者がまず目指すべきは「認定アドミニストレーター」1つだけです

この記事では、Salesforce認定資格の全種類を管理者・コンサルタント系、開発者・アーキテクト系、マーケティング・その他の3分野に分けて一覧で紹介し、各資格の対象レベルと受験料、20代未経験者が優先すべき資格トップ5、さらに最新の制度変更(AIアソシエイト廃止やAgentforce関連の新資格)まで徹底解説します。

管理者・コンサルタント系の認定資格一覧

管理者・コンサルタント系は、Salesforceの設定・運用・業務設計に関わる資格群です。プログラミング知識が不要なものが多く、20代未経験者が最初に目指しやすい分野です。

資格名レベル受験料(税込)概要
認定アドミニストレーター基本33,000円Salesforceの基本操作と管理機能。全資格の土台となる入門資格
認定上級アドミニストレーター上級33,000円高度な管理機能・セキュリティ設定・監査機能の知識
認定Sales Cloudコンサルタント中級33,000円Sales Cloudの導入・設計・運用に関する知識
認定Service Cloudコンサルタント中級33,000円Service Cloudを活用したカスタマーサポート設計
認定Experience Cloudコンサルタント中級33,000円コミュニティサイトやポータルの構築・運用
認定Field Serviceコンサルタント中級33,000円フィールドサービス(現場作業管理)の設計
認定Education Cloudコンサルタント中級33,000円教育機関向けSalesforceソリューションの設計
認定OmniStudioコンサルタント中級33,000円OmniStudio(業界特化ツール)の設計・実装

この分野で最も重要なのは認定アドミニストレーターです。すべてのSalesforce資格学習の出発点であり、この資格を持っているだけでSalesforceパートナー企業への転職が現実的になります。上級アドミニストレーターやコンサルタント系資格は、実務経験を積んでから挑戦するのがおすすめです。

コンサルタント系の資格(Sales Cloud、Service Cloud等)は、それぞれの製品に特化した知識を問います。配属先のプロジェクトで扱う製品に応じて取得すると、業務に直結するスキルを証明できます。

開発者・アーキテクト系の認定資格一覧

開発者・アーキテクト系は、Salesforceのカスタマイズ・開発・システム設計に関わる資格群です。プログラミング(Apex、JavaScript)やシステム設計の知識が求められるため、管理者系に比べて難易度が高くなります。

資格名レベル受験料(税込)概要
認定Platformアプリケーションビルダー基本〜中級33,000円ノーコード・ローコードでのアプリ構築・自動化設計
認定Platformデベロッパー中級33,000円Apex・Visualforceを使った開発スキル
認定上級Platformデベロッパー上級66,000円高度な開発スキル・設計パターンの実装
認定JavaScriptデベロッパー中級33,000円Lightning Web Components(LWC)の開発スキル
認定Data Cloudコンサルタント中級33,000円Data Cloud(旧CDP)のデータ統合・活用設計
認定B2C Commerceデベロッパー中級33,000円ECサイト構築に関する開発スキル
認定アプリケーションアーキテクト上級66,000円複数資格の合格で認定されるアーキテクト資格
認定テクニカルアーキテクト最上級66,000円Salesforce資格の最高峰。実技審査あり

この分野で20代未経験者に最もおすすめなのは認定Platformアプリケーションビルダーです。プログラミングを書かずにSalesforceのカスタマイズや自動化を設計する力を証明する資格であり、認定アドミニストレーターの次のステップとして最適です。

認定Platformデベロッパーはプログラミング言語「Apex」の知識が必要なため、コーディング経験がない方にはハードルが高くなります。ただしSalesforce開発者として本格的なキャリアを目指すなら、いずれは取得を視野に入れたい資格です。

認定テクニカルアーキテクトはSalesforce資格の最高峰で、合格率は10〜20%と言われています。実務経験5年以上の方が対象であり、実技審査(シナリオベースのプレゼンテーション)を含む特殊な試験形式です。

マーケティング・AI・その他の認定資格一覧

マーケティング・AI・その他の分野には、特定の製品や技術領域に特化した資格が含まれます。近年はAI関連の資格が急速に拡充されています。

資格名レベル受験料(税込)概要
認定Marketing Cloudスペシャリスト中級33,000円メールマーケティング・自動化の設計
認定Marketing Cloud デベロッパー中級33,000円Marketing Cloudのカスタマイズ・開発
認定AIアソシエイト入門10,500円AI基礎知識の入門資格(廃止予定あり)
認定AIスペシャリスト中級33,000円Einstein AI機能の設計・実装スキル
認定Agentforceスペシャリスト中級33,000円AIエージェント構築の設計・実装
認定CPQスペシャリスト中級33,000円見積・価格設定ツール(CPQ)の設計

AI関連資格は2024年以降に急速に拡充された分野です。認定AIアソシエイトは入門レベルで受験料も10,500円と低く設定されていますが、今後の制度改定で廃止が検討されています。代わりにAgentblazerステータスという新しい認定プログラムへの移行が進んでいるため、最新情報はSalesforce公式サイトで確認してください。

認定AIスペシャリストと認定Agentforceスペシャリストは、SalesforceのAI機能(Einstein、Agentforce)を活用した設計・実装スキルを証明する資格です。AI分野は今後のSalesforceエコシステムの中核となる領域であり、早期に取得しておくと差別化につながります。

20代未経験者が優先すべき資格トップ5

30種類以上ある認定資格の中から、20代未経験者が優先的に取得すべき資格を5つ厳選しました。取得の推奨順に並べています。

第1位:認定アドミニストレーター

すべてのSalesforceキャリアの出発点です。Salesforceの基本操作と管理機能を体系的に学べるため、他のどの資格を目指す場合でも最初に取得すべき資格です。未経験から2〜3か月の学習で合格を目指せます。

第2位:認定Platformアプリケーションビルダー

アドミニストレーターの知識をベースに、カスタマイズと自動化の設計力を証明します。プログラミング不要で取得でき、転職市場での評価をさらに高められます。アドミニストレーター取得後1〜2か月で挑戦可能です。

第3位:認定Sales Cloudコンサルタント

Salesforceの最も利用されている製品「Sales Cloud」の導入設計力を証明します。営業支援の業務知識が求められますが、実務経験がなくてもTrailheadの学習で合格は可能です。

第4位:認定AIスペシャリスト

SalesforceのAI機能(Einstein)の設計・実装スキルを証明する資格です。AI分野は需要が急拡大しており、早期取得が差別化につながります。アドミニストレーターの知識が前提になります。

第5位:認定Platformデベロッパー

プログラミング(Apex)を使った開発スキルを証明します。開発者としてのキャリアを目指す方に必須の資格ですが、コーディング経験がない場合は学習期間が長くなるため、他の資格を取得した後に挑戦するのがおすすめです。

まずは第1位の認定アドミニストレーターに集中しましょう。「資格を何個も取ってから転職する」のではなく、1つ取得したらすぐに転職活動を始め、実務経験を積みながら残りの資格に挑戦するのが最も効率的なキャリア戦略です。

最新の制度変更と今後の動向

Salesforceの認定資格制度は定期的に更新されており、2025年〜2026年にかけていくつかの重要な変更が進行しています。

Trailhead Academyへの統合:従来のWebassessor(試験予約・管理プラットフォーム)がTrailhead Academyに統合されました。試験の予約、資格の管理、メンテナンスモジュールの受講がすべてTrailhead Academy上で完結するようになり、ユーザー体験が改善されています。

AIアソシエイト資格の廃止検討:入門レベルのAI資格として導入された「認定AIアソシエイト」は、制度見直しにより廃止が検討されています。代わりにAgentblazerステータスという新しいプログラムへの移行が進んでおり、AI関連資格の体系が再編される見込みです。

Agentforce関連資格の新設:SalesforceのAIエージェント機能「Agentforce」に関する認定Agentforceスペシャリストが新設されました。AIエージェントの設計・構築スキルを証明する資格であり、今後のSalesforceエコシステムにおいて重要性が増す分野です。

試験プラットフォームの変更:試験の受験プラットフォームも変更が進んでおり、新しいシステムでの受験体験に移行しています。受験予定の方は、Trailhead Academy上で最新の受験方法を確認してから手続きを進めてください。

認定資格制度は変化し続けるものですが、基本資格(認定アドミニストレーター、認定Platformアプリケーションビルダー等)の重要性は変わりません。制度変更に振り回されるのではなく、まずは基本資格の取得に集中し、最新動向は取得後にキャッチアップしていくのが賢い戦略です。

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よくある質問

Q. Salesforce認定資格は全部で何種類ありますか?

2026年4月時点で30種類以上の認定資格があります。管理者・コンサルタント系、開発者・アーキテクト系、マーケティング・AI・その他の3分野に大別され、新しい資格の追加や既存資格の廃止が定期的に行われています。

Q. すべての資格を取得する必要がありますか?

いいえ。30種類以上の資格をすべて取得する必要はありません。自分のキャリアパスに合った資格を2〜5個程度取得すれば十分です。まずは認定アドミニストレーターを取得し、その後のキャリアの方向性に応じて追加の資格を選びましょう。

Q. 資格の一覧はどこで最新情報を確認できますか?

Trailhead Academy(trailheadacademy.salesforce.com)の認定資格ページで最新の資格一覧と詳細情報を確認できます。資格の新設・廃止・変更はこのページで公式に発表されます。

Q. 廃止された資格はどうなりますか?

資格が廃止された場合でも、すでに取得済みの資格は引き続きTrailblazerプロファイルに表示されます。ただしメンテナンスモジュールの提供が終了するため、ステータスが自動的にRetired(廃止済み)に変わります。

Q. 上位資格を受験するのに下位資格の取得は必須ですか?

多くの場合、前提資格の取得は必須ではありません。たとえば認定上級アドミニストレーターを受験するのに認定アドミニストレーターの取得は公式には不要です。ただし知識的には下位資格の内容を理解していることが前提となるため、順番に取得することを強くおすすめします。

Q. 複数の資格を同時に勉強しても大丈夫ですか?

おすすめしません。一度に複数の資格を勉強すると知識が混乱し、どちらも中途半端になるリスクがあります。1つの資格に集中して合格してから次の資格に進むのが最も効率的です。

Q. どの分野の資格が最も需要が高いですか?

現在最も需要が高いのは管理者・コンサルタント系(認定アドミニストレーター、認定Sales Cloudコンサルタント)です。Salesforceを導入する企業が増え続けているため、管理・運用できる人材の需要は安定して高い状態が続いています。今後はAI関連資格の需要も急拡大が見込まれます。

まとめ

Salesforce認定資格は30種類以上ありますが、20代未経験者が最初に目指すべきは認定アドミニストレーター1つだけです。すべての資格を網羅する必要はなく、自分のキャリアパスに合った資格を段階的に取得していくのが最も効率的な戦略です。

資格の全体像を把握したうえで、まずは認定アドミニストレーターの取得に集中しましょう。1つ資格を取得したら転職活動を始め、実務経験を積みながら2つ目、3つ目と資格を増やしていくのが現実的なキャリアの積み上げ方です。

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ビーシャイン編集部
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