未経験からエンジニア転職を成功させるエージェントの選び方|4タイプの特徴・登録前の準備・面談から内定までの流れ・併用戦略を20代向けに徹底解説

就活、転職成功のコツ

未経験エンジニア転職はエージェント選びで9割が決まる

未経験からエンジニアに転職したいけど、どのエージェントを使えばいいかわからない?――結論から言うと、未経験エンジニア転職では「どのエージェントを選ぶか」よりも「自分に合ったタイプのエージェントを見極めて正しく活用すること」が成功のカギです。ランキング上位のエージェントに登録しても、活用法を間違えれば成果は出ません。

この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す20代に向けて、転職エージェントの4タイプ別の特徴と選び方、登録前に準備すべきこと、面談から内定までの全プロセス、複数エージェント併用の戦略、未経験者が陥りやすい失敗パターンと対策まで徹底解説します。

エンジニア転職エージェント4タイプの特徴を比較する

エンジニア未経験者が使える転職エージェントは大きく4タイプに分かれます。それぞれの強みと弱みを理解し、自分の状況に合ったタイプを選びましょう。

タイプ特徴未経験者へのメリット注意点向いている人
IT特化型エージェントIT・Web業界専門のアドバイザーが在籍。エンジニア職種の知識が豊富技術トレンドを踏まえた求人提案。企業の技術環境の情報が得られる経験者向け求人が多く、未経験可の案件が限られる場合があるある程度プログラミング学習を進めている人、目指す職種が決まっている人
未経験者特化型エージェントフリーター・ニート・第二新卒など未経験者の転職支援に特化書類対策・面接練習が手厚い。未経験OKの求人を多数保有エンジニア以外の職種も多く含まれるため、IT志望と伝える必要がある社会人経験が少ない人、職歴に自信がない人、手厚いサポートがほしい人
総合型エージェント全業界・全職種をカバーする大手エージェント。求人数が圧倒的に多いIT以外の選択肢も含めて幅広く検討できる。非公開求人が多いアドバイザーがIT専門ではない場合がある。求人が多すぎて絞りにくいエンジニア以外の職種も視野に入れている人、幅広い選択肢がほしい人
スクール一体型エージェントプログラミング研修と転職支援がセットになったサービス学習と転職活動を同時に進められる。研修修了が企業へのアピール材料になる研修期間(2〜6か月)が必要。紹介先がSES企業に偏る場合があるプログラミング未学習の人、学習と転職を一気に進めたい人

未経験からエンジニアを目指す20代には、まず未経験者特化型エージェントをメインに据え、IT特化型エージェントを併用するのがおすすめです。未経験者特化型で手厚いサポートを受けながら、IT特化型でエンジニア求人の情報を補完するバランスが取れます。

エージェント登録前に準備すべき5つのこと

エージェントに登録してからが転職活動の始まりではありません。登録前の準備が面談の質を大きく左右します。

準備1:エンジニアの職種と仕事内容を把握する

「エンジニアになりたい」だけでは、アドバイザーも求人を絞り込めません。Webエンジニア、インフラエンジニア、SE(システムエンジニア)、テスト・QAエンジニアなど、エンジニアにはさまざまな職種があります。それぞれの仕事内容を調べ、自分が興味を持てる方向性をある程度決めておきましょう。

準備2:転職理由と志望動機を言語化する

「なぜエンジニアになりたいのか」「なぜ今の仕事(または現状)を変えたいのか」をアドバイザーに伝えられるようにしておきましょう。「なんとなくITが良さそう」では具体的な提案を受けにくくなります。「手に職をつけたい」「成長産業で長く働きたい」「論理的に考えるのが好き」など、自分の言葉で伝えられれば十分です。

準備3:希望条件の優先順位を決める

給与、勤務地、リモートワーク、研修制度、残業時間など、転職で重視する条件は人それぞれです。すべてを満たす求人は存在しないため、「絶対に譲れない条件」「できれば叶えたい条件」「妥協できる条件」の3段階で優先順位をつけておくと、アドバイザーとの面談がスムーズになります。

準備4:職務経歴を整理する

アルバイト経験しかなくても、接客で培ったコミュニケーション力、在庫管理で身につけた正確性など、エンジニアに活かせるスキルは必ずあります。これまでの経験を振り返り、「何をして」「どんな成果を出したか」「そこで身につけたこと」を簡単に書き出しておきましょう。

準備5:学習歴・ポートフォリオがあれば用意する

プログラミングスクールの修了証、独学で作ったWebサイト、取得した資格(ITパスポートなど)があれば、面談時に見せられるようにしておきましょう。学習歴がなくても面談は可能ですが、何かしらの学習を始めていると「本気度」が伝わり、より良い求人を紹介してもらえる可能性が高まります。

エージェント面談から内定までの全プロセス

転職エージェントを使った場合の流れを、ステップごとに整理しました。全体像を把握しておくと、各段階で何をすべきかが明確になります。

ステップ内容所要期間の目安未経験者が意識すべきポイント
1. 登録・面談予約Web登録後、初回面談の日程を調整する1〜3日複数のエージェントに同時登録し、面談を1〜2週間以内に設定する
2. キャリア面談アドバイザーと1対1で希望条件・経歴・適性を話し合う60〜90分「未経験で不安」と正直に伝える。アドバイザーの質を見極めるチャンス
3. 求人紹介・応募面談内容をもとに求人を紹介され、応募先を決める1〜2週間「とりあえず応募」ではなく、研修制度・技術スタック・離職率を確認して選ぶ
4. 書類選考職務経歴書・履歴書をエージェントと一緒に作成し、企業に提出する1〜2週間エージェントの添削を必ず受ける。未経験者は「学習意欲」と「ポテンシャル」を強調する
5. 面接(1〜2回)企業との面接。エージェント経由で日程調整・フィードバックを受ける2〜3週間模擬面接を依頼する。「なぜエンジニアか」「入社後の学習計画」を具体的に語れるように
6. 内定・入社準備条件交渉・入社日調整をエージェントが代行する1〜2週間年収・研修内容・配属先を書面で確認する。入社前に基礎学習を進めておく

未経験エンジニア転職の場合、登録から内定まで平均2〜3か月が目安です。学習期間を含めると3〜6か月を見込んでおくと焦らず進められます。

エンジニア未経験者に合うエージェントの選び方5つの基準

数あるエージェントの中から自分に合ったサービスを見極めるために、5つの基準でチェックしましょう。

基準1:未経験者の転職支援実績があるか

「未経験歓迎」と書いてあっても、実際の支援実績が少ないエージェントもあります。公式サイトの実績数や口コミで「未経験からエンジニアになった人の事例」が複数あるかを確認しましょう。実績が豊富なエージェントは未経験者向けのノウハウも蓄積されています。

基準2:アドバイザーがIT業界に詳しいか

エンジニア転職では、求人票だけではわからない技術環境や職場の雰囲気が重要です。IT業界出身のアドバイザー、またはIT専門チームがあるエージェントなら、「この企業はAWSを使っている」「研修でJavaを学べる」といった具体的な情報を提供してもらえます。

基準3:書類添削・面接対策の質は十分か

未経験者にとって最大のハードルは書類選考と面接です。職務経歴書の添削回数、模擬面接の実施回数、フィードバックの具体性をチェックしましょう。「何度でも添削します」「面接後に企業からのフィードバックを共有します」といったサポートがあるかが大きな差になります。

基準4:紹介先の企業の質を見極めているか

未経験者を大量採用して客先に送り込むだけのSES企業ばかり紹介するエージェントは避けるべきです。紹介先企業の研修制度、平均残業時間、離職率、キャリアパスまで把握しているエージェントなら、ミスマッチを防げます。面談で「紹介先企業の離職率を教えてもらえますか」と聞いてみるのも有効です。

基準5:入社後のフォロー体制があるか

内定がゴールではありません。入社後に「聞いていた話と違う」「研修がなかった」といったトラブルが起きた際に相談できる窓口があるかどうかも重要です。入社後3〜6か月のフォロー面談を実施しているエージェントなら安心して利用できます。

複数エージェント併用の戦略

エンジニア未経験者が転職エージェントを最大限に活用するには、複数のエージェントを同時に利用するのが効果的です。

なぜ併用すべきなのか

エージェントによって保有する求人が異なり、アドバイザーの質やサポート内容にも差があります。1社だけに頼ると、そのエージェントが持つ求人の範囲でしか選択肢がありません。2〜3社に登録することで、求人の幅が広がり、アドバイザーの質を比較できます。

おすすめの併用パターン

未経験からエンジニアを目指す20代には、「未経験者特化型1社 + IT特化型1社」の2社併用がバランスの良い組み合わせです。未経験者特化型で手厚い書類添削と面接対策を受けつつ、IT特化型でエンジニア求人の情報を幅広く集められます。余裕があれば総合型を1社追加して、非公開求人や大手企業の案件もカバーすると万全です。

併用時の注意点

複数エージェントを使う際は、同じ企業に別のエージェント経由で重複応募しないよう注意が必要です。応募先のリストを自分で管理し、各エージェントに「他のエージェントも利用している」と正直に伝えましょう。隠す必要はなく、むしろ伝えることでアドバイザーが対応を工夫してくれます。

エンジニア未経験者がエージェントで失敗する5つのパターン

転職エージェントを使っても結果が出ない人には共通する失敗パターンがあります。事前に知っておけば回避できるものばかりです。

失敗パターン具体的な状況なぜ失敗するか対策
「おすすめ」だけで登録するランキング1位のエージェントにだけ登録し、他を比較しない自分に合わないアドバイザーや求人に当たっても気づけない最低2社に登録し、面談の質とアドバイザーの対応を比較する
面談で本音を隠す「プログラミング経験あります」「御社だけ利用しています」と嘘をつく実力と合わない求人を紹介され、面接で落ちる。信頼関係が崩れる未経験であること、他社も利用していることを正直に伝える
求人を選ばず大量応募するアドバイザーに勧められるまま20〜30社に応募する志望動機が薄くなり書類・面接の通過率が下がる。面接対策が追いつかない応募は同時に5〜8社に絞り、1社ずつ志望動機を具体的に準備する
エージェント任せにする求人の比較や企業研究をせず、エージェントの推薦だけで決める入社後に「思っていたのと違う」と後悔する。自分で判断する力が育たない紹介された企業を自分でも調べる。口コミサイトや企業の技術ブログを確認する
条件にこだわりすぎる「年収400万以上」「フルリモート」「自社開発のみ」と条件を絞りすぎる未経験で高条件の求人はほぼない。応募できる企業がゼロになる最初の1社は「実務経験を積む場」と割り切り、譲れない条件だけに絞る

失敗パターンに共通するのは「受け身」の姿勢です。エージェントはあくまでサポート役であり、最終的に転職を成功させるのは自分自身の行動です。アドバイザーの提案を鵜呑みにせず、自分でも情報を集めて判断する姿勢が成功への近道です。

エージェント面談で確認すべき7つの質問

初回面談はアドバイザーの質を見極める貴重な機会です。以下の質問を投げかけて、信頼できるアドバイザーかどうかを判断しましょう。

質問1:「未経験からエンジニアになった方の実績はどのくらいありますか?」

具体的な数字や事例を答えられるアドバイザーは信頼できます。曖昧な回答しか返ってこない場合は、未経験者の支援経験が少ない可能性があります。

質問2:「紹介先企業の研修制度の内容を教えてもらえますか?」

「研修あり」の一言で終わるのか、「入社後2か月間はLinuxとネットワークの基礎研修を受けられます」と具体的に答えられるのかで、企業情報の把握度がわかります。

質問3:「紹介先企業の離職率はどのくらいですか?」

離職率を把握しているエージェントは企業との関係が深く、質の高い求人を持っている傾向があります。答えられない場合は「確認して次回お伝えします」と言ってくれるかも判断ポイントです。

質問4:「この求人で実際にどんなスキルが身につきますか?」

未経験者にとって最初の職場は「スキルを身につける場」です。1年後にどんな技術が使えるようになるか、キャリアパスをイメージできる説明をしてくれるアドバイザーは頼りになります。

質問5:「書類選考と面接の通過率を上げるためにどんなサポートがありますか?」

添削の回数、模擬面接の有無、企業ごとの面接傾向の共有など、具体的なサポート内容を確認しましょう。「頑張りましょう」だけの精神論で終わるアドバイザーは要注意です。

質問6:「SES企業と自社開発企業の割合はどのくらいですか?」

未経験向けの求人はSES企業が多い傾向がありますが、自社開発や受託開発の求人も含まれているかを確認しましょう。SES企業一辺倒のエージェントよりも、複数の企業タイプを紹介できるエージェントの方が選択肢が広がります。

質問7:「入社後のフォローはどのような体制ですか?」

内定獲得後もフォローしてくれるかは重要な判断基準です。入社後に困ったことがあった際の相談窓口、定期的なフォロー面談の有無を確認しましょう。

ビーシャインのIT転職支援で一歩を踏み出そう

ここまでエージェントの選び方を解説してきましたが、「結局どこに相談すればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

ビーシャインでは、20代のフリーター・ニート・既卒・第二新卒の方を対象に、未経験からのIT転職を専門にサポートしています。IT業界に精通したアドバイザーが一人ひとりの状況に合わせて求人を紹介し、書類添削から面接対策、入社後のフォローまで一貫して支援します。「エンジニアに興味はあるけど何から始めればいいかわからない」という段階でも、まずは無料相談でお気軽にご相談ください。

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よくある質問

Q. 転職エージェントは本当に無料で利用できますか?

はい、転職エージェントは求職者側の費用は一切かかりません。エージェントは企業から紹介手数料を受け取るビジネスモデルのため、登録から内定まですべて無料で利用できます。

Q. プログラミング未経験でもエージェントに登録できますか?

登録できます。未経験者特化型のエージェントはプログラミング経験ゼロの方の支援実績も豊富です。ただし、基礎的な学習を始めていると紹介できる求人の幅が広がるため、並行して学習を進めることをおすすめします。

Q. 転職エージェントと転職サイトはどう違いますか?

転職サイトは自分で求人を検索して応募するセルフサービス型です。転職エージェントはアドバイザーが求人紹介・書類添削・面接対策・条件交渉まで代行してくれます。未経験者は自分だけで企業を見極めるのが難しいため、エージェントの利用がおすすめです。

Q. エージェントに登録したら必ず転職しなければいけませんか?

いいえ、登録しても転職を強制されることはありません。「まずは相談だけ」「情報収集が目的」という利用も問題ありません。面談を受けた結果、今は転職しないと判断しても大丈夫です。

Q. 複数のエージェントに同時に登録しても問題ありませんか?

まったく問題ありません。むしろ2〜3社に登録して比較するのが一般的な使い方です。各エージェントに他社も利用している旨を伝えておけば、同じ企業への重複応募を防げます。

Q. エンジニア転職に有利な資格はありますか?

未経験者にはITパスポート、基本情報技術者試験、LPIC-1、CCNAなどが有効です。特に基本情報技術者試験はIT全般の基礎知識を証明でき、多くの企業で評価されます。資格がなくても転職は可能ですが、学習意欲のアピール材料になります。

Q. 未経験からエンジニアになった場合の初年度の年収はどのくらいですか?

未経験エンジニアの初年度年収は250〜350万円が相場です。企業規模やポジションによって差がありますが、2〜3年の実務経験を積めば400〜500万円、さらにスキルアップすれば600万円以上も目指せる成長性の高い職種です。

まとめ

未経験からのエンジニア転職は、自分に合ったタイプのエージェントを選び、登録前の準備を整え、面談を通じてアドバイザーの質を見極め、複数のエージェントを併用しながら主体的に行動することで成功率が大きく上がります。

まずは未経験者特化型とIT特化型のエージェントに登録し、初回面談で7つの質問を投げかけてアドバイザーの信頼性を確認しましょう。エージェント任せにせず自分でも企業を調べ、失敗パターンを避けて行動すれば、未経験からでもエンジニアとしてのキャリアを確実にスタートできます。

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ビーシャイン編集部
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