「履歴書ってどう書けばいい?」「未経験だと書くことがない…」——転職の第一関門である履歴書で、手が止まってしまう人は多いはず。履歴書は、正しい書き方とポイントを押さえれば、未経験でも十分に通ります。大切なのは、項目ごとのルールを知り、自分の魅力が伝わるように書くことです。
この記事では、転職の履歴書の書き方を、項目別のルール・志望動機や資格・免許の書き方・記入例・NG例・未経験のコツまで解説します。「ダメな書き方は?」「資格の書き方は?」といった疑問にも答えるので、通る履歴書を作る参考にしてください。
履歴書を書く前に押さえる基本
まず、履歴書全体の基本ルールを押さえましょう。これを守るだけで、印象が大きく変わります。
- 黒のペンまたはPCで丁寧に:手書きなら黒のボールペン、修正液は使わず書き直します。
- 空欄を作らない:該当がなければ「特になし」と書き、空白のまま出さないようにします。
- 誤字脱字・年号の統一に注意:西暦か和暦のどちらかに統一し、見直しを徹底します。
基本的な部分での減点は、非常にもったいないものです。丁寧さは、それだけで「まじめに働いてくれそう」という印象につながります。
履歴書の項目別・書き方一覧
履歴書の主な項目ごとに、書き方のポイントを整理しました。迷ったらこの表を確認しましょう。
| 項目 | 書き方のポイント |
|---|---|
| 日付・基本情報 | 提出日を記入。氏名・住所は正式表記で丁寧に |
| 学歴・職歴 | 古い順に。学歴は入学・卒業、職歴は入社・退社を明記 |
| 免許・資格 | 正式名称で。取得順に、取得年月とともに記載 |
| 志望動機 | 「なぜこの会社か」を自分の言葉で具体的に |
| 本人希望欄 | 原則「貴社の規定に従います」。必須条件のみ記載 |
特に「学歴・職歴」「免許・資格」は、正式名称と年月の正確さが大切です。次から、迷いやすい項目をもう少しくわしく見ていきましょう。
資格・免許の書き方
資格・免許欄は、正式名称で書くのが鉄則です。よくある例を挙げます。
- 運転免許:「普通自動車第一種運転免許 取得」と正式名称で書きます(「普通免許」だけはNG)。
- 検定・資格:「日商簿記検定2級 合格」のように、実施団体名・級・合否まで正確に。
- 勉強中の資格:「〇〇取得に向けて学習中」と書くと、意欲のアピールになります。
資格がなくても、勉強中であることを書けば前向きさが伝わります。未経験からの転職では、この「意欲の見せ方」が効きます。
志望動機の書き方(未経験のコツ)
履歴書で最も重要なのが志望動機です。未経験の場合は、次の3点を意識すると通りやすくなります。
①なぜこの仕事か:興味を持った理由や、活かせる強みを伝えます。②なぜこの会社か:その会社ならではの魅力を具体的に。③どう貢献できるか:前職の経験や意欲を、入社後にどう活かすかを示します。「未経験ですが頑張ります」だけでは弱いので、具体的なエピソードを添えましょう。志望動機の書き方の詳しい例は「IT業界未経験の志望動機の書き方|20代フリーター・ニート・既卒向けに3要素フレームワーク・経歴別例文・NG例と改善例を徹底解説」も参考になります。
やってはいけないNGな書き方
「履歴書のダメな書き方は?」という疑問も多いので、避けたいNG例をまとめます。
- 使い回しの志望動機:どの会社にも当てはまる内容は熱意が伝わりません。
- 空欄・省略しすぎ:空白や「略」は、意欲不足と受け取られがちです。
- 誤字脱字・修正跡:丁寧さに欠ける印象を与えます。
- ネガティブな退職理由:不満をそのまま書かず、前向きに言い換えます。
これらを避けるだけで、書類選考の通過率は上がります。書類が通らないときの原因と対策は「20代の転職で書類選考が通らない原因と対策|通過率データ・必要応募数・NG→OK例・状況別の書き方を徹底解説」でくわしく解説しています。
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まとめ:基本とコツを押さえれば、未経験でも通る
履歴書は、基本ルール(丁寧に・空欄を作らない・年号統一)を守り、項目ごとのポイントを押さえれば、未経験でも十分に通ります。特に志望動機は「なぜこの仕事・会社か」「どう貢献できるか」を具体的に書くことが大切です。資格は正式名称で、勉強中なら意欲としてアピールしましょう。
使い回しや空欄などのNGを避けるだけでも、通過率は上がります。一人で不安なら、専門家の添削も活用しながら、自信を持って提出できる履歴書を作りましょう。
応募書類の作成も、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
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よくある質問(FAQ)
履歴書のダメな書き方(NG)は何ですか?
どの会社にも当てはまる使い回しの志望動機、空欄や「略」などの省略しすぎ、誤字脱字や修正跡、不満をそのまま書いたネガティブな退職理由などがNGです。これらは意欲不足や丁寧さの欠如と受け取られがちです。逆に、これらを避けるだけで書類選考の通過率は上がります。提出前の見直しを徹底しましょう。
運転免許・資格はどう書けばいいですか?
正式名称で書くのが鉄則です。運転免許は「普通自動車第一種運転免許 取得」と書き、「普通免許」だけの表記は避けます。検定・資格は「日商簿記検定2級 合格」のように、実施団体名・級・合否まで正確に記載します。勉強中の資格は「〇〇取得に向けて学習中」と書くと、意欲のアピールになります。
未経験でも通る志望動機の書き方は?
「なぜこの仕事か」「なぜこの会社か」「どう貢献できるか」の3点を意識しましょう。興味を持った理由や活かせる強み、その会社ならではの魅力、前職の経験や意欲を入社後にどう活かすかを、具体的なエピソードとともに書きます。「未経験ですが頑張ります」だけでは弱いため、自分の言葉で具体的に伝えることが大切です。
履歴書で空欄があってもいいですか?
空欄は避けましょう。空白のままだと、意欲不足や記入漏れと受け取られがちです。該当する内容がない項目は「特になし」と記入します。本人希望欄は、必須の条件だけを記載し、特になければ「貴社の規定に従います」と書くのが一般的です。すべての欄を丁寧に埋めることが、好印象につながります。

監修高橋 文明(株式会社クオンツ 代表取締役)プロフィール »
システム開発会社を15年以上経営し、20代未経験・第二新卒を累計140名採用・育成。首都圏の地域若者サポートステーションと連携し、若者の就業支援・IT教育にも従事。採用側と求職側の双方を見てきた立場から本記事を監修しています。
